韓国で日本の植民地支配に抵抗した「3・1独立運動」（1919年）の記念日の今月1日、世宗（セジョン）市内のアパートに日の丸が掲げられた騒動で、テレビ局JTBCは6日、「日の丸を掲げて自身が日本人だと主張した人物は韓国人牧師だった」と報じた。
牧師とされる人物は5日、教会のユーチューブチャンネルで公開したオンライン説教で、「日の丸掲揚は問題がない」と主張している。掲揚した人物を「誰か」に置き換えたうえ「『誰か』が韓日友好関係を示すために日の丸を掲げたという」と述べた。
また自らを親日派だと位置づけ、日本による植民地時代を「大日本帝国時代」と表現。「日本のおかげで文明を学ぶことができ、近代式教育を受けることができた。過去に大小の問題があったが、未来志向が良いのではないか」と話した。
ただ、映像の中の教会が実際にどこにあるのか、該当教会が本当にユーチューブチャンネル名にある教団所属なのかは確認されていない。この人物が牧師だとする教会のホームページも見つかっていない。
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