2026 年 3月 30日 (月)
ホームライフスタイルトラベル韓国で拡大する「開運登山ブーム」…20~30代が支えるアウトドア消費の急増

韓国で拡大する「開運登山ブーム」…20~30代が支えるアウトドア消費の急増

(c)MONEYTODAY

「運気を上げるために山に登る」という“開運登山”のトレンドが韓国で広がり、アウトドア需要が急増している。バラエティ番組をきっかけに広まった「冠岳山チャレンジ」がSNSで拡散され、登山は20~30代を中心に新たな消費分野として存在感を高めている。

流通業界によると、女性向けファッションプラットフォーム「Wコンセプト」では、2026年1~3月の登山靴・トレッキングシューズの売り上げが前年同期比で約6倍(540%)に増加した。登山用品全体でも135%増となり、ウィンドブレーカーや半袖Tシャツ、帽子などの衣類も130%増と大きく伸びている。携帯用の日焼け止めスティックも110%増加し、屋外活動全体の活性化がうかがえる。

こうした動きの背景には「人生がうまくいかないときは特定の山に登るとよい」とする発言がメディアで紹介されたことがある。これを受け、SNSでは登頂を証明する写真や体験談が相次いで投稿され、登山が“運気を呼び込む行動”として再解釈された。参加型コンテンツとして広がったことで、特に若年層の関心を集めたとみられる。

他のプラットフォームでも同様の傾向が見られる。ファッションアプリ「ジグザグ」では直近1カ月で「登山」の検索数が前年比57%増加し、登山靴(170%)、ゴーグル(189%)、登山バッグ(60%)など関連装備の検索も大幅に伸びた。アウトドア商品の取引額は137%増となり、機能性ウェアやアスレジャー商品の人気も高まっている。

ストリート系ファッションサイト「ムシンサ」でも、2026年1~3月の「登山」検索数は64%増加し、登山パンツは100%増となるなど、関連カテゴリー全体で需要の拡大が確認された。中級者向け登山靴や軽量タイプなど、用途別の細分化も進んでいる。

オフラインでもこの流れは顕著だ。ロッテ百貨店では2026年第1四半期のアウトドア売り上げが前年比約15%増、特に20~30代の売り上げは20%増と若年層の流入が目立っている。

業界関係者は「登山は単なる機能性消費から、ファッションやライフスタイルを含む体験型消費へと変化している」と指摘し、「SNSトレンドと季節需要が重なり、当面この成長は続く可能性が高い」との見方を示した。

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