2026 年 3月 16日 (月)
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韓国で広がる偽物キーホルダーの懸念…人気キャラクター模造品で「安全事故」リスク

海外でリコール措置が取られた偽物のラブブとキーリング製品=製品安全情報センターのキャプチャ(c)news1

韓国でカバンにぬいぐるみ型キーホルダーを付けるファッションが広がる中、安価な模造品を購入した場合、安全事故につながる恐れがあるとして注意が呼びかけられている。海外で人気のキャラクターをまねた商品を中心に、有害物質の検出や設計上の欠陥が相次いで報告されているためだ。

業界によると、「偽物ラブブ」と呼ばれるキャラクター「ラブブ」の模造キーホルダーでは、キーリングの接続部分やキャラクターの右足などの小さな部品が簡単に外れる問題が確認され、英国でリコール措置が取られた。こうした部品に気付かないまま乳幼児が口に入れれば、窒息事故につながる危険があると警告されている。

有害物質の問題も深刻だ。日本のキャラクター会社サンリオの人気キャラクター「クロミ」や「ハローキティ」の形をした一部のキーホルダーでは、はんだ部分の鉛含有量が基準値を大幅に上回っていることが分かり、スウェーデンでリコールされた。鉛は中枢神経系に悪影響を及ぼす代表的な重金属で、とりわけ成長期の子どもに有害とされる。

こうした模造品は主に海外のオンライン直販サイトなどを通じて流通しており、正規価格の10~20%程度という安さを武器に売られている。だが、海外直販サイトで販売される製品の多くは正式な通関手続きを経ておらず、有害成分や耐久性に関する最低限の安全試験さえ受けていないケースが少なくない。

一方、正規品は厳格な検証を経て販売されている。玩具メーカーのポップマートによると、正規品は国際認証試験機関「ビューローベリタス」の適合性試験を受け、合格した製品だけが適合証明書を取得したうえで販売されているという。世界各国で売られるポップマート製品は、この試験を通過することで安全性が担保されている。

模造品の流通が広がる中、知的財産権を持つポップマート側も対策を強めている。同社の韓国法人は「海外直販サイトや信頼できない流通経路で販売される類似の模造品は、安全面で重大な問題を引き起こす可能性がある」として注意を促した。さらに「消費者の安全を守り、市場の混乱を防ぐため、模造品の取り締まりを継続的に強化する」とし、必ず公式販売店を通じて正規品を購入するよう求めている。

(c)news1

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