
韓国で、車線変更や左折(日本の右折に相当)時に方向指示器(ウインカー)を適切に使用しない運転者が多数に上る実態が明らかになった。特に交差点では、運転者の約6割が左折時にウインカーを使用していないことが分かった。
安全生活実践市民連合とサムスン火災交通安全文化研究所が17日に発表した調査によると、走行中に左車線へ変更する際、ウインカーを適切に使用しなかった割合は42.4%に達した。調査は2026年2月、ソウルおよび京畿地域の計10カ所で974台を対象に実施され、413台が未使用または直前点灯などの違反行為を示した。
さらに深刻なのは交差点での左折時だ。1214台を対象とした調査では、59.2%にあたる719台が規定通りウインカーを点灯していなかった。特にバスやタクシーなどの営業用車両では違反率が71%に達し、一般車両の30%を大きく上回った。
現行規定では、一般道路での進路変更時、少なくとも30メートル手前から3秒以上ウインカーを点灯する必要がある。
専門家は、ウインカーは車両同士の意思疎通手段であり、単なるマナーではなく法的義務だと指摘する。実際、2021年にはウインカーを出さずに車線変更した車両が直進中のバイクと衝突し、バイク運転者が死亡する事故も発生している。
調査関係者は「小さな習慣が重大事故を防ぐ」として、ウインカー使用の徹底を呼びかけている。
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