2026 年 4月 10日 (金)
ホーム政治韓国で始まった「車の2部・5部制」現場は朝から大混乱…システム未対応に案内不足、準備なき強行に批判

韓国で始まった「車の2部・5部制」現場は朝から大混乱…システム未対応に案内不足、準備なき強行に批判

(c)news1

韓国で公的機関の乗用車2部制(偶数・奇数制)と公営駐車場の5部制(曜日制)が初めて適用された4月8日、現場では案内不足や準備の遅れにより混乱が広がった。

同日朝、ソウルの政府庁舎では職員らが入口に立ち、「2部制を守ってください」と書かれた帯を着けて周知を進めた。入場する車両ごとに窓を開けさせ、職員か一般来訪者かを一台ずつ確認する対応に追われた。

今回の制度は、資源・エネルギー危機への対応策として導入されたものだ。公的機関の職員には車両番号の末尾による2部制が適用され、公営駐車場を利用する一般市民には5部制が課される。

この日は偶数日であるため、職員は末尾が偶数の車両のみ駐車可能とされた。一般利用者は末尾が3または8の車両は利用できない仕組みで、ソウル市内の75カ所の公営駐車場でも同様の制限が導入された。

ただ、障害者車両や国家有功者、妊婦同乗車、電気・水素車、タクシー、医療・消防関連車両などは例外とされた。一方、ハイブリッド車や軽自動車、外国人利用のレンタカーは例外対象外となる。

現場では制度運用に関する課題も浮き彫りとなった。すでに入庫していた対象外車両については退去を強制できず、また一部駐車場では車両番号による入庫制限設定が間に合わず、当日朝に急きょシステム更新を進めるケースもあった。

さらに、一般市民向けには罰則規定がなく、実質的に自主的な協力に依存する運用となっている。実際、案内を無視してそのまま進入する車両も見られた。

加えて、主要地図アプリでは5部制対象駐車場の情報が十分に反映されておらず、利用者が個別に確認しなければならない状況も混乱に拍車をかけた。

政府は制度導入前日までに対象駐車場の情報を完全に把握できていなかったとされ、準備不足が指摘されている。

一方、伝統市場や観光地、乗り換え駐車場など生活や地域経済への影響が大きい施設については、各機関の判断で適用除外とすることも可能とされている。

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