2024 年 12月 23日 (月)
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韓国で女性ベンチャー討論会「革新型」増やせ

2022年女性ベンチャー政策討論会(写真提供=韓国女性ベンチャー協会)(c)MONEYTODAY

「女性が起業のベンチャー投資誘致金額が全体の4%に過ぎない。中小ベンチャー企業省は、女性ベンチャーの活性化に向け、女性専用ファンドの拡大など対応策に苦心している」

韓国のイ・ヨン(李永)中小ベンチャー企業相は28日、国会議員会館第1小会議室で開かれた「2022女性ベンチャー政策討論会」で、映像で「今回の討論会が女性ベンチャー活性化のための知恵を集める良い機会になることを期待する」としてこのように明らかにした。

韓国女性ベンチャー協会は同日、「韓国経済跳躍のための女性ベンチャー企業の未来戦略」をテーマに政策討論会を開催した。今回の討論会は、国会産業通商資源中小ベンチャー企業委員会幹事である与党「国民の力」のハン・ムギョン議員と、野党「共に民主党」のキム・ギョンマン議員が共同で主催し、中小ベンチャー企業省が後援した。

ハン・ムギョン議員は「女性起業の活性化は韓国経済の新しい成長動力。今回出てきた提案をしっかりと記録し、関連法改正が必要ならば実行できるよう約束する」と話した。

キム・ギョンマン議員は「難しい時期に政府が一定の役割を果たさなければならない。女性のベンチャー企業がベンチャー生態系の成長を導く一つの軸として位置づけられるよう、ベンチャー投資予算規模拡大と創業支援システム強化など行き届いた政策で後押ししなければならない」と話した。

討論会の主題を発表した漢陽大ERICA経営学部のイム・イスク教授は「女性の起業が量的に成長しているが、革新型企業の割合が低い。高付加価値を創出する女性ベンチャー企業の育成が必要だ」と強調した。

また「2021年の女性創業企業の投資誘致金額が9147億ウォンで全体の7.6%、2018年投資審査役の女性比率が10.6%にとどまっている。女性創業と女性企業に特化した投資とともに、女性起業の投資審査には女性投資審査役を必ず参加させるなどの支援が必要だ」と強調した。

(c)MONEYTODAY

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