韓国で昨年、子どもの失踪受付数が2万6000人に迫り、2年連続で2万5000人を上回った。このうち未解決は72人だった。また、知的・自閉性・精神障害者の失踪は8440人だった。
韓国保健社会研究院と警察庁によると、2023年の満18歳未満の失踪受付数は2万5628人だった。2022年の2万6416人からやや減少したが、2014~2021年は1万9000~2万1000人台で推移しており、急増といえる。
昨年受け付けた失踪案件で依然として追跡・捜査中のものは計72人。時期別では▽2019年3人▽2020年5人▽2021年3人▽2022年12人――が未解決になっている。
一方、昨年の知的・自閉性・精神障害者(年齢不問)の失踪受付数8440人は前年比96人増えた数字だ。これは2018年の8873人以来の人数。昨年の未解決は42人だった。
知的・自閉性・精神障害者失踪数は2019年8360人から2020年7078人に減ったが、2021年(7166人)、2022年(8344人)、そして昨年と3年連続で増加した。
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