韓国の世帯のうち、54%が「リタイア後の準備ができていない」と答えた。引退してから配偶者と生活を楽しむのに必要な費用は月324万ウォン(1ウォン=約0.11円)だという。ともに統計庁と韓国銀行、金融監督院が7日に発表した「2023年家計金融福祉調査」の結果だ。
調査によると、今年3月現在で世帯主がリタイアしていない世帯は全体の83%。予想されるリタイアの年齢は68.1歳だった。
そのうち53.8%が老後の準備ができていないと答えた。1年前より1.3ポイント増えている。
老後の準備が「よくできている」と答えた世帯は7.9%にとどまった。
リタイア後、配偶者と必要最小限の生活を送るのに必要な費用は昨年より11万ウォン上がった231万ウォン。老後を楽しもうと思うと、これより93万ウォン多い324万ウォンが必要とされた。
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