韓国の清州(チョンジュ)地裁はこのほど、誤って集合住宅で火災を起こし2人を死傷させたとして、重過失致死などの罪に問われた60代の中国人被告に禁錮2年6月を言い渡した。
被告は2月19日午後3時30分ごろ、忠清北道(チュンチョンブクド)槐山郡(クェサングン)の自宅で失火し、住民2人を死傷させたとして起訴されていた。
被告は当時、ラーメンを作るために携帯用ガスバーナーを使用していた。ボンベを適切に装着しなかったため、ガスが漏れて着火した。火は建物の2階全体に燃え移り、3階に住んでいた中国人(62)が窒息死し、別の中国人(74)が避難中に足の骨折など全治5週間のけがをした。
地裁は「被告は初期消火を試みたり、周辺の人々を避難させなかった」と指摘した。
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