2025 年 1月 19日 (日)
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韓国でバズる「尹大統領981日を描いたミュージックビデオ」

MBCのYouTubeチャンネルに投稿されたミュージックビデオの一場面(c)news1

2022年の大統領当選から2025年の内乱首謀罪容疑による逮捕まで、韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の981日間を描いたミュージックビデオが大きな話題を呼んでいる。

MBCのYouTubeチャンネルに17日、「[M/V] ユン・ソンニョルの981日 大統領から内乱首謀者へ」というタイトルの映像が公開された。このミュージックビデオでは、1999年にS.E.S.が発表した楽曲「Run」が使用され、明るいリズムと希望に満ちた歌詞が印象的だ。

映像はユン大統領が就任当初、「皇帝的権力の象徴である青瓦台を離れ、龍山の大統領執務室に移り、国民や議会、野党と積極的に協力する」と語る場面から始まる。その後、護送車が登場し、「理由もなく涙が出るほど悔しいことがあるだろう」という歌詞と重なり、ユン大統領の逮捕劇を象徴的に描いている。

さらに、歴代の逮捕された大統領が護送車に乗るシーンも挿入され、韓国政治の暗い歴史を彷彿とさせる内容となっている。映像のクライマックスでは、拘置所の門が閉ざされる場面と「終わった後には長く休めるだろう」という歌詞が重なり、皮肉の効いた演出が際立った。

映像の最後には、15日に拘置所へ護送され、取り調べ室に向かうユン大統領の後ろ姿が映し出され、「bye bye bye bye」という歌詞が表示される。

ネットユーザーからは「MBC、悪魔かよ」「狂気がすごい」「MBCはこの瞬間を待っていたんだな」「侮蔑に品格を感じる」など、さまざまな反応が寄せられている。

(c)news1

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