2025 年 3月 13日 (木)
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韓国でも高級コスメが人気…ラグジュアリービューティ市場が拡大中

Louis Vuitton(c)MONEYTODAY

フランスの名門ブランド、ルイ・ヴィトンをはじめとするラグジュアリーブランドが、成長著しいビューティ市場に相次いで参入している。

ルイ・ヴィトンは最近、本格的に化粧品事業をスタートさせた。ファッションやバッグ、アクセサリーの需要が鈍化する中、新たな成長の突破口として化粧品分野に目を向けた形だ。スキンケアとメイクアップラインを拡充し、ブランドの高級感とアイデンティティをそのままビューティに反映させる戦略だという。

ジャックムスも化粧品大手ロレアルと手を組み、ビューティ業界に参入。若年層をターゲットに独創的なファッション性を生かしたコスメティック製品の開発とパッケージングに注力する方針だ。

ラグジュアリーブランドがビューティ市場へと進出する理由は、景気低迷で高額なバッグや衣料品への消費が減少傾向となる一方、化粧品需要は安定しているからだ。

ルイ・ヴィトンやディオール、セリーヌなどのブランドを擁するルイ・ヴィトン・モエ・ヘネシー(LVMH)は、昨年の売り上げが846億8300万ユーロ(約13兆56459億円)で、前年より1.7%減少した。一方でカテゴリー別では、香水・コスメティック(+1.8%)、ビューティセレクトショップを含むリテール部門(+2.1%)は成長している。

韓国でもブランド化粧品への注目は高まっており、電子商取引クーパンは高級コスメ専用アプリ「R.LUX」を立ち上げ、百貨店中心だった化粧品をオンラインで手軽に購入できる環境を整えた。

あるファッション業界関係者は「今やファッションブランドにとってビューティラインの展開は必須。アイデンティティを維持しながら、より多様な体験を提供できる点が魅力だ」と話している。

(c)MONEYTODAY

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