韓国で男性が女性より6年早く死亡することが、統計庁が27日発刊した「KOSTAT統計プラス」でわかった。主な原因は肺がん、肺炎、心臓疾患、自殺などだった。男女の期待寿命の差は40年余り前に8.6年だったのが徐々に縮まり、2020年は6年だった。
期待寿命は人が今後生存すると期待される平均余命を意味するが、大部分の国で常に男性より女性の方が高い。
今回の「韓国の男女期待寿命の差に対する年齢や死亡原因別寄与効果分析」報告書によると、韓国で男女の期待寿命は1970年以後持続的に伸びてきた。
男性は1970年に58.7歳から2020年に80.5歳と、51年間で21.8年伸び、女性は65.8歳から20.7年伸びて86.5歳になった。
男女の期待寿命の差(女性の期待寿命-男性の期待寿命)は1970年の7.1年から次第に大きくなり、1985年には8.6年だったが、以後徐々に縮まり、2020年には女性の期待寿命が男性より6年長くなった。
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