韓国で1人の専業主婦が「麻薬をやめたい」と警察に出頭したことを契機に、使用容疑者や流通業者ら計55人が「芋づる式」に摘発されるという事件があった。
蔚山(ウルサン)南部警察署の発表(先月28日)によると、ある専業主婦が昨年7月、「麻薬をやめたい」と出頭してきたことを契機に薬物関連の捜査に着手した。そのうち、建設業者や遊興業従事者、代行運転手、風俗店で働く外国人女性ら計19人が薬物を購買し、使っていたことが判明した。
さらに蔚山や釜山(プサン)、ソウルなどで幅広く活動する薬物流通業者計36人の存在が明らかになり、次々に拘束、メタンフェタミン95g(約3200回投薬分)と合成大麻670ml(約10万回投薬分)を押収した。
同署関係者は「検挙された人たちはみな、薬物薬中毒になり、苦しみ、後悔している。薬物には絶対に手を出さないようにしてほしい」と訴えている。
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