韓国の貯水池で捕獲されたクサガメから、これまで韓国で見つかったことのないヒルが発見された。ヒルの一部は人の命にかかわるほどの貧血や呼吸困難を引き起こす可能性もあり、注意が必要だ。梨花(イファ)女子大学の研究チームが16日、発表した。
同大学のク・ギョソン博士らは昨年夏、全羅南道求礼(チョルラナムド・クレ)の貯水池で外来両生類・は虫類の調査中、絶滅危機種であり天然記念物のクサガメの甲殻などからヒル3匹を発見した。
同大学院のチャン・イグォン教授らは、そのヒルがアメリカ大陸で主に見られるヒルの一種であることを確認した。チャン教授らは、このヒルが以前から韓国で生息していたのか、外国から流入したのか研究を進めている。
ヒルにかまれると発疹が出たり腫れたりし、アレルギー反応でかゆみを伴うこともある。
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