韓国で2023年、携帯電話やスマートウォッチなどモバイル機器を利用した決済が10%以上急増し、カード払いを上回ったことが、25日に韓国銀行が発表した「国内支給決済動向」で判明した。
それによると、昨年のカード利用規模は1日平均3兆3000億ウォン(1ウォン=約0.11円)で、前年(3.1兆ウォン)比6.2%増加した。
2022年の増加率8.7%に比べて増加幅が小さくなっており、具体的にはクレジットカード(前年比+6.9%)とデビットカード(+4.5%)の利用規模が増えた。
決済形態別ではモバイル機器などを利用した決済(+10.8%)がカードを利用した決済(+1.9%)より大幅に増加した。
韓国銀行は「モバイル機器などを通じた決済の中でカード基盤の簡単決済サービスを利用する割合(48.5%)が持続的に拡大している」と説明した。
全体決済のうちモバイル機器などを利用した決済割合は昨年50.5%と初めて半分を超えた。
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