2024 年 12月 27日 (金)
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韓国で「成人向けウェブトゥーン広告」過熱…業者の競争激化、規制及ばず

扇情的な成人向けウェブトゥーンバナー広告=オンラインコミュニティ(c)MONEYTODAY

韓国で一部のオンラインコミュニティのバナー広告などで成人向けウェブトゥーンの広告が止まらない。グーグルが提供しているコンテンツ連動型広告配信サービス「グーグルアドセンス」の場合、成人ウェブトゥーンのターゲティング広告等級を「非家族用」に分類しているが、一部広告業者はこのような自主規制を導入していない。

ある韓国人男性は、コミュニティサイトに接続し、上段と左右側面に表示されるバナー広告を見て驚いた。成人向けコンテンツにありそうなタイトルのウェブトゥーン広告が映し出され、性行為の場面が描写されていたからだ。成人認証なしにアクセスしたサイトだったため戸惑いは大きかった。小学生の息子がいたので急いでウィンドウを閉じた。

成人向けウェブトゥーン広告は扇情的なコンテンツを無分別に載せ、客集めに必死だ。業界では中小ウェブトゥーンプラットフォームがネイバーやカカオなど主要プラットフォームとの競争に生き残るため無理をしていると見ている。

ウェブトゥーン自律規制委員会は年齢等級分類基準を提示するだけで、全年齢帯に露出するウェブトゥーン広告について基準を用意したり規制を強制したりすることができないため、このような状況は当分続くと見られる。

業界関係者は「ネイバーやカカオなどのウェブトゥーンはブランドの力で客を流入させることが可能だが、他はそうはいかない。そこで着実に需要があり決済を誘導できる成人ウェブトゥーンが中小型プラットフォームに持続的に上がってくる」と説明した。

(c)MONEYTODAY

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