
韓国で2025年の婚姻件数が約24万件となり、3年連続で増加したことが分かった。新型コロナウイルス禍以前の水準を回復する中、初婚における「年上女性・年下男性」の割合が初めて20%を超え、家族観の変化が鮮明となっている。
国家データ当局が19日に発表した「2025年婚姻・離婚統計」によると、婚姻件数は前年比8.1%増の24万件となり、統計開始以来でも上位に入る高い伸びを記録した。
増加の背景には、人口規模の大きい30代前半層の増加や、コロナ禍で延期されていた結婚の反動に加え、結婚に対する前向きな意識の広がりがあると分析されている。
初婚同士の結婚は全体の82.6%を占め、前年比11.1%増と全体の増加をけん引した。年齢別では男女ともに30代前半が最も多かった。
平均初婚年齢は男性33.9歳、女性31.6歳で、男女差は2.2歳と過去最小に縮小した。
特に、妻が年上の初婚夫婦の割合は20.2%(約4万件)に達し、初めて2割を超えた。夫が年上のケースは63.0%、同年齢は16.7%だった。
当局は、従来の家父長的な価値観の弱まりや、経済的役割における男女差の縮小が背景にあると分析しており、年齢差の縮小傾向は今後も続く可能性があるとしている。
一方、外国人との婚姻は約2万1000件で、全体に占める割合は8.6%とやや減少した。
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