昨年末から韓国で人気が高まっている「タオルケーキ」が今年も消費者の関心を引き続き集めるか注目されている。
タオルケーキは中国のデザート「毛巾巻」に由来する菓子で、薄いクレープ生地にクリームを入れ、タオルのように巻き上げた形状が特徴だ。
TikTokやYouTubeなどのSNSで話題になり、コンビニでも販売されている。韓国の大手コンビニ「CU」は1月16日にタオルケーキ2種類を発売。わずか4日で用意した4500個が完売した。
特に大学や学習塾の周辺店舗での需要が高かったという。「セブンイレブン」も1月28日、「セブンセレクト タオル型チョコマシュマロ」を発売した。
だが、人気がいつまで続くかは不透明だ。デザートの流行周期は短く、CUを展開するBGFリテールによると、ヒット商品の平均サイクルは以前の22カ月から4カ月に縮小している。このため流行の移り変わりを警戒して発注に慎重になる店舗もある。
実際ネイバーのデータ分析サービス「ネイバーデータラボ」によると、「タオルケーキ」の検索件数はCUが発売した1月16日以降急増したものの、その後は減少傾向を示している。あるコンビニ店主は「昨年話題になったドバイチョコレートやスウェーデンゼリーのように流行がすぐ変わる可能性がある。大量発注には慎重にならざるを得ない」と語った。
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