
韓国では2025年、物価変動を除いた世帯当たりの月平均実質消費支出が252万445ウォン(約27万7000円)となり、前年より0.4%減少した。実質消費支出の減少は2019年以来5年ぶりで、景気減速に伴う家計の節約志向が鮮明になっている。
嗜好品では、たばこ支出が2万647ウォン(約2300円)で2.8%増え、関連統計の作成開始以来初の増加となった。一方、酒類支出は1万5097ウォン(約1700円)で5.3%減り、4年連続の減少だった。宝くじ支出も月平均650ウォン(約70円)で4.5%増え、不確実な景気や住宅費負担の高まりを背景に、少額で利益を期待する動きが広がったとみられる。
半面、保険料支出は6万963ウォン(約6700円)で4.3%減少した。旅行や宿泊、キャンプ・運動用品など余暇関連の支出も減った。美容院などの支出が減る一方、バリカンなど美容機器は2047ウォン(約230円)で14.7%増え、自宅で済ませる節約も広がった。ペット関連支出は9219ウォン(約1000円)で22.3%増え、統計開始以来の高い伸びを記録した。
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