2024 年 10月 18日 (金)
ホーム経済流通韓国で「チョコパイ」2位争いで明暗…オリオンに次ぎ、ヘテ製菓vsロッテウェルフード

韓国で「チョコパイ」2位争いで明暗…オリオンに次ぎ、ヘテ製菓vsロッテウェルフード

オリオンの「チョコパイ」(c)news1

韓国のチョコパイ市場で、オリオンの「チョコパイ」に次ぐ二番手争いが続いている。ヘテ製菓の「オーイェス」とロッテウェルフードの「モンシェル」がその主人公だ。

ところが最近、2位と3位の差が開きつつあるようだ。オーイェスが昨年、モンシェルを抜いてシェア2位となり、その差がますます広がっている。

aT食品産業統計情報によると、小売店基準で今年上半期にヘテ製菓のオーイェスの売り上げは307億4100万ウォン(1ウォン=約0.1円)で、シェア2位を守った。シェアは14.97%だ。ロッテウェルフードのモンシェルは242億9900万ウォンを記録し、11.84%で3位だ。

両製品のシェア格差は昨年よりさらに広がった。昨年、オーイェスは602億2900万ウォンを売り上げ、モンシェルを抜いて2位の座についた。当時のシェアは14.98%だった。モンシェルは503億ウォンの売り上げでシェアは12.51%だった。

今年上半期以降、格差がさらに広がっている。7月のオーイェスのシェアは12.95%だった一方、モンシェルは9%と1桁台にまで下がった。8月のオーイェスは15.81%、モンシェルのシェアは8.71%だった。

業界ではヘテ製菓のプレミアム戦略が功を奏したとの見方が出ている。ヘテ製菓は季節ごとにシーズン限定商品を発表する。オーイェスは、ライバルに比べて水分含有量が高く、旬の果物を活用しながら高級感を演出している。

(c)news1

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