2025 年 12月 6日 (土)
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韓国「ThinkforBL」がつかむ「日本の自治体とAI信頼性協力」の糸口

ThinkforBLのパク・ジファン代表=同社提供(c)KOREA WAVE

韓国のIT企業「ThinkforBL」が人工知能(AI)の信頼性に関する概念とその技術力を日本に広めている。

メガ・ニュース(MEGA News)のキム・ミジョン記者の取材によると、ThinkforBLは12月3~5日、ソウル・江南のCOEXで産業通商資源省主催により開催された「2025コリアテックフェスティバル」に参加した。韓国産業技術試験院(KTL)の推薦を受け、「スマート製造産業技術館」の展示ブースを運営した。

ThinkforBLはフェスティバル期間中、展示ブースで、AI信頼性に関する教育課程と、専門的なオンライン遠隔教育システム「AIチューター」、AI信頼性を検証可能なデータバイアス診断プラットフォーム「Re:In」などを紹介した。日本や米国、ドイツ、インドネシアの地方自治体・機関・企業関係者との相談も手掛けた。

イベントでは特に日本の自治体との交流が活発だった。ThinkforBLは、静岡や沖縄両県、横浜、名護、八戸の各市の地域産業振興や企業支援の関係者と会い、AI信頼性分野における双方の協力の可能性を探った。

日本側の関係者はAI技術の導入の必要性を強く感じており、その技術を安全に活用するための方法に関心を示した。

ThinkforBLは、AI信頼性に関する技術インフラとノウハウなどを適切なタイミングと場所で提供できると強調した。これに対し、一部の自治体関係者は、現地事務所や法人の設立といった案について新年に具体的に協議しようと提案した。

これらの自治体以外にも、日本やインドネシア、ドイツの有力企業幹部や、米ユタ州の交通研究・イノベーション関連部門の高官との面会も実現した。

ThinkforBLは「過去3年間、タイ・ベトナム・インドネシア・フィリピンなどと交流・協力を強化してきたことから、2026年にはAI信頼性分野が国内外で著しい外延的拡張を果たせると期待している」と述べた。

(c)KOREA WAVE

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