韓国で電子足輪をつけた配達員を目撃したという投稿が23日、オンラインコミュニティ「ボベドリーム」に掲載され、利用者の間で不安が広がっている。
投稿者は、配達員がバイクを止めた際、足首に電子足輪が装着されているのを目撃したと述べ「2025年1月17日から配達員としての業務が法律で禁止される予定だが、適切に管理されるか心配だ」と懸念を示した。
この投稿に対し、インターネット上では「配達を頼んでトラブルに巻き込まれないか心配だ」「特に子どもたちがいる場合は注意が必要だ」などの声が相次いだ。
実際、2022年10月の韓国法務省のデータによると、電子足輪をつけた監視対象者の中で日雇い労働者として分類された者は同年8月時点で663人に達しており、その多くが配達員として働いている。
一方で、韓国女性家族省は昨年1月、「第3次男女平等政策基本計画」で性犯罪歴のある電子足輪装着者が配達員や代行運転手として働けないようにする方針を明らかにしている。
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