韓国の会社員の昼食代が平均1万ウォン(約1100円)まで急上昇した「ランチインフレ」を受け、10人中7人が昼食代を減らす努力した――。新韓銀行が17日、こんな内容の報告書を発表した。そうした努力をした「節約族」は平均6000ウォン(約660円)まで昼食代を減らしていた。
新韓銀行の「普通の人の金融生活報告書」によると、10人中4人は昨年の月消費額が増えたと回答。月平均消費額は261万ウォンから276万ウォンに増加した。
項目別消費額では、食費が全体の23%で前年比6ポイント増。交通・通信費が15%、家賃・管理費・公課金が12%、教育費が10%、衣類・美容費が5%を占めた。
会社員は昼食1食に平均1万ウォンを支出。10人に7人は昼食代を減らすため弁当を作るなど、さまざまな対策を立てていた。
男性は弁当持参のほか社員食堂、コンビニの利用などが多く、女性はコーヒーやデザートなどを減らす努力をしていた。
(c)news1