韓国国土交通省は1月30日、2022年の空路運営を分析した結果、高騰する燃料を節約するため国際線27万6356機のうち9万9115機が「短縮航空路」を利用して計215万キロの飛行距離を減らしたと明らかにした。
短縮航空路は普段は使用できないが、特定の条件で国防省と協議すれば使用できる臨時航空路。
国際線の内訳では、南中国路線が約115万2000キロ短縮、米州・日本路線は約37万8000キロ、東南アジア路線が約20万1000キロ短縮運航していた。
短縮航空路の利用で節約できたのは約197億ウォン(約21億円)相当の航空油1万5127トン。4万7756トンの炭素排出を減らした。
国土交通省のチョン・ヨンシク航空安全政策官は「短縮航空路は燃料代節減だけでなく定時性向上にも大きく役立つので運用を拡大していく」と述べた。
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