ソウルで代行運転手に「臭いがする」とクレームを言い立てて支払いを拒否する男性の映像が話題となり、非難を浴びている。
オンライン自動車コミュニティ「ボベドリーム」に3日、「ベンツ男、代行を呼びつけておいて臭い理由で代行費払わず」というタイトルの投稿があった。
投稿者は「前夜、マンションの地下駐車場でベンツの所有者が代行運転手に『臭いがするから代行費を払えない』と言った」と説明したうえ「運転手が自分の服の臭いをかぐ姿がとても切なかった」と記した。
投稿には、車の所有者が代行業者に電話をかけ「ホームレスのような人が代行運転しているのか」と抗議する場面が含まれており、投稿者は謝り続ける代行運転手の姿に胸を痛めたという。
ベンツのオーナーは「車内に臭いが染みついた」と言って「（代行運転の代金）2万5000ウォン（約2750円）も払う必要があるのか」と支払いを拒否し、結局、支払いを免れたという。
ネットユーザーは「代行運転手も誰かの父であり、一家の大黒柱だ」「心が痛む。謝罪を受けてほしい」などの反応を見せた。
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