韓国全羅北道金堤(チョルラブクト・キムジェ)市内の飲食店で、公務員が40人分の食事を予約しておきながら姿を見せないという出来事があった。「また起きた公務員のノーショー事件」としてオンラインコミュニティをにぎわせている。
この飲食店の経営者が9日、自身のSNSに書き込んだことで発覚した。投稿によると、相手とは何度もやり取りし、注文に応じてビュッフェ形式の食事を用意。スタッフも多めに配置した。
しかし、予約の時間を過ぎても誰一人来店せず、連絡もなかった。経営者のほうから連絡を入れると、相手は「一部の人たちが先に食事を済ませたため今回は利用できなかった」と返答した。
経営者は損害や精神的な苦痛を訴え「損害賠償を請求する」と話す一方、「誠意を持って謝罪してくれたら、それで十分だったのに」と語った。
韓国では最近他にも公務員が予約だけして現れない出来事があり、「ノーショー」問題として注目されていた。
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