
韓国政府は11日、国際エネルギー機関(IEA)が決定した戦略石油備蓄の共同放出に参加し、2246万バレルの放出割り当てを受けたと明らかにした。
IEAは同日、中東情勢の緊迫化によって深刻化している世界的なエネルギー供給不安を緩和するため、過去最大規模となる戦略備蓄石油の共同放出を決定した。
各国の放出量は、IEA加盟国全体の石油消費量の中で各国が占める消費割合を基準に算定された。韓国の割り当ては総放出量4億バレルのうち約5.6%に当たる2246万バレルとなる。
これは1990年の湾岸戦争時に放出した494万バレルを大きく上回り、韓国としては過去最大規模となる。
IEAによる備蓄石油の共同放出は、2022年のロシアによるウクライナ侵攻を受けた対応以来、およそ4年ぶりの措置となる。
政府は今後、国内の状況や国益を踏まえながら、具体的な放出時期や量などを検討し、IEA事務局と協議を進める方針だ。
IEAは1973年のアラブ諸国による石油禁輸をきっかけに設立された国際機関で、加盟国は前年の1日平均純輸入量を基準に、最低90日分の緊急石油備蓄を保有する義務がある。
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