2024 年 11月 26日 (火)
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韓国、外国人熟練技能者ビザ2000人→3.5万人「国益に寄与なら破格のチャンス」

ハン・ドンフン法相(c)news1

韓国のハン・ドンフン(韓東勲)法相は25日、記者懇談会を開き、「熟練技能人材3万5000人革新的拡大方案(K-ポイントE74)」を同日から施行すると述べた。国益に寄与し、社会統合のために努力する外国人勤労者に、破格の定住チャンスを提示するとも表明した。

「K-ポイントE74」は、短期ビザで入国した外国人の中で一定要件を満たす人々に長期滞在が可能なビザ(E-7-4)を発給する制度だ。4年以上国内滞在して一定水準の韓国語能力を備えた外国人労働者が、1年以上勤務している企業から推薦を受ければ、熟練技能人材ビザへの転換を認める。

年間最大2000人だった受け入れ人数枠(クォーター)は最大3万5000人まで拡大される。

外国人労働者の大部分を占める単純労務(E-9)ビザは最長9年8カ月まで滞在が可能で、滞在期間が満了すれば2度と同じビザで入国できない。また、配偶者や子どもたちの国内呼び寄せが不可能だ。

一方、熟練技能人材ビザを取得すれば滞在期間に制限がなく、ビザを取得した後5年以上滞在、所得などの要件まで満たせば居住資格(F-2)または永住権(F-5)まで段階的に取得できる。特に家族の招待も可能だ。

(c)news1

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