韓国の合計特殊出生率が経済協力開発機構(OECD)38カ国のうち最下位であることがわかった。韓国はOECD加盟国で唯一、合計特殊出生率が1.0人にも及ばなかった。
合計特殊出生率は、15~49歳の女性の年齢別出生率を合計したもの。
2020年の韓国は0.84人でOECD最下位を記録した。韓国とともに下位圏に位置した国々はスペイン(1.36人)、日本(1.33人)、ギリシャ(1.28人)、イタリア(1.24人)などだ。
最も高い国はイスラエル(2.90人)。メキシコ(2.08人)、フランス(1.79人)、コロンビア(1.77人)、トルコ(1.76人)が続いた。
米国(1.64人)と英国(1.56人)はそれぞれ14位、21位。ドイツ(1.53人)は24位だった。OECD諸国は1.59人で、韓国は全体平均の半分水準に止まった。
韓国統計庁が24日発表した「2021年出生統計」によると、韓国の2021年の合計特殊出生率は0.81人だった。
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