韓国で7月の出生児数が同月としては歴代最低を記録した。現在の傾向が年末まで続けば、合計特殊出生率が年内に0.6人台に下がるのではないかと懸念されている。
統計庁の「7月人口動向」によると、今年7月の出生児数は1万9102人で、前年同月比1373人(6.7%)減少した。1981年の統計開始以来、7月としては最も少ない。
出生児数は昨年10月から10カ月連続で減少している。7月の出生児数が2万人を割ったのも今年が初めてだ。
地域別に見ると、忠清北道(チュンチョンプクト)を除く16の市道で出生児数が減少した。
統計庁は、忠清北道では昨年の婚姻件数が大幅に増え、出生児が異例の多さだったと説明している。
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