
離婚した妻との間にできたと思っていた子どもが実子ではないことを知った男性が10日放送の韓国YTNラジオ「チョ・インソプ弁護士の相談所」で苦悩を語った。
男性は、社会人になったばかりのころに知り合った女性と結婚した。しかし、次第に互いの心が離れ、もめ事が多くなった。男性が仕事で多忙な一方、妻は社交的な性格で幼い子どもを家に残して頻繁に外出。そのため夫婦げんかが絶えなかった。妻は、男性が性的に不能であると吹聴していた。
最終的に2人は離婚を決意し、幼い子どもの親権と養育権は妻が持つことになり、男性は養育費を支払うことで合意した。
その後、妻は男性に慰謝料を請求。男性は妻が「夫が家庭を顧みず、性的不能で夫婦関係が維持できなかった」と主張したことに衝撃を受けた。
そんな中、面会の日に成長した子どもを見て、男性は自分と全く似ていないことに気づいた。そこで私的にDNA鑑定を依頼したところ、自分と血縁関係がないことがわかった。
番組に出演していた弁護士は「親子関係の不存在確認の訴えを起こして法的に親子関係を解消できる。妻がDNA鑑定を拒否した場合、罰金が科される可能性がある。また、男性は妻に対し損害賠償請求が可能であり、養育費の不当利得返還請求も検討できる」とアドバイスした。
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