韓国防衛事業庁は23日、「大統領専用ヘリなどのミサイル防衛システムを補完するための事業を検討している」と明らかにした。
防衛事業庁は同日、大統領専用ヘリの対空ミサイル防御システムが脆弱だという政界の憂慮と関連し、「大統領専用ヘリには対空ミサイル防御のためのさまざまな装備が搭載されている」と明らかにした。
大統領専用ヘリコプターのミサイル防衛システムについて、与党「国民の力」のハン・ギホ議員(国会国防委員会所属)が21日、空軍本部に対する国政監査で「敵(北朝鮮)の携帯用対空ミサイルに備えて検証された『指向性赤外線妨害装備』(DIRCM)の早期装着案を熟考する必要がある」と注文をつけてきた。
DIRCMとは、味方航空機に接近する敵対空ミサイルをミサイル警報装置(MWR)が探知すれば、レーザー光線を該当ミサイルの誘導装置に向けて発射してかく乱する装備をいう。
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