韓国の成人の「金融理解力」が、経済協力開発機構(OECD)の加盟国中5位であることがわかった。
韓国銀行によると、OECDが最近発表した「国別成人に対する金融理解力調査」で、韓国は67点となり、調査対象39カ国のうちでは8位、OECD20カ国では5位だった。全体の平均点は60点で、OECDの平均は63点だった。
項目別にみると、国民の金融に対する態度を示す「金融態度」が56点で、OECD平均(58点)より低かった。金融態度に関しては「未来より現在を重視するか」「貯蓄より消費を好むか」「お金は使うために存在すると考えるか」などの質問に対する回答で評価される。
一方で、金融知識(76点)や金融行為(66点)では、OECD平均(それぞれ67点、62点)より高かった。
(c)news1