韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の妻、キム・ゴニ(金建希)氏は、バイデン米大統領が訪韓中の21日、国立中央博物館でバイデン氏と面会した。
大統領室と国立中央博物館によると、キム氏は同日、首脳会談記念の晩餐会が開かれる直前、国立中央博物館でバイデン大統領に挨拶をした後、ともに展示を見学したという。
KBSのYouTubeチャンネルを通じて公開された映像によると、キム氏はユン大統領、バイデン大統領と国立中央博物館の入り口で対面。ユン大統領は博物館に入る前、南山(ナムサン)を眺めながら「あれが南山だ。南山の下の方に昔、米軍基地があった」とバイデン大統領に説明した。
その後、3人は国立中央博物館のロビーの展示物を見ながら説明を聞いた。
アップヘアスタイルのキム氏は、白いツーピースを着て白い手袋をはめて出席した。キム氏は美術品展示・企画会社「コバナコンテンツ」の代表だったことで、美術分野に詳しい知識を持っているとされる。
観覧を終えた後、バイデン大統領はキム氏に「感謝する」と述べ、キム氏も英語で「Thank you so much」と応えた。キム氏は同日の晩餐会には出席しなかった。バイデン大統領の妻ジル氏がアジア歴訪に同行しなかったため、相互主義の外交原則に従い、キム氏も出席しなかった。
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