韓国のユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の妻キム・ゴニ(金建希)氏が、自身が経営していた美術展示の企画会社「コバナコンテンツ」の代表を辞任した。大統領室関係者はこのほど、NEWSISとの取材で、キム氏が先月31日に代表職から退いたことを明らかにした。
キム氏は今後、事業家ではなく、ファーストレディとしての活動を模索するという。
コバナコンテンツは2009年にキム氏が設立して以来、美術業界に大きな影響力を発揮してきた。
2012年に「不滅の画家ファン・ゴッホ展」、2013年に「楽園を描いた画家ゴーギャン、そしてその後展」などで名が知られるようになり、2014年に世宗(セジョン)文化会館で開いた「ジャンピングウィズラブ(Jumping with Love)展」には、大統領候補だったムン・ジェイン(文在寅)氏が来訪して注目を集めた。
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