2025 年 8月 22日 (金)
ホーム社会酔客と口論の末、消火器で殴殺…韓国・被告に懲役15年判決

酔客と口論の末、消火器で殴殺…韓国・被告に懲役15年判決

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ソウル市鍾路区(チョンノグ)のサウナで、客の頭を消火器で殴って殺害した罪に問われた男に、控訴審で懲役15年の判決が言い渡された。被告は強制わいせつと傷害の罪で実刑判決を受けた後、逃走して指名手配されていた。

判決によると、被告は2021年1月9日午後11時5分ごろ、サウナの睡眠室で大声で歌ったりわめいたりしていた酔っ払いの男性と口論になり、顔を殴って転倒させ、みぞおちを踏みつけた。さらに近くにあった消火器で頭部を3~4回殴打し、殺害した。

1審は「被害者にも非はあったが、被告は人命という最も尊い価値を侵害した」として懲役13年を言い渡した。これに対し、検察側は「量刑が軽すぎる」として控訴していた。

控訴審の裁判所は、被告が過去に複数回の暴力事件を起こしていたことや、2020年11月に強制わいせつなどの罪で懲役10月の実刑を受けた後、逃走して指名手配されていた事情を考慮。「原審の判決は軽過ぎて不当だ」と判断した。

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