道路交通法違反(飲酒測定拒否)と自動車違法使用の罪に問われている韓国のグループ「SHINHWA(シンファ)」のシン・ヘソン氏に対する初公判が6日、ソウル東部地裁で開かれた。シン・へソン氏側は2年前から精神疾患を患っていたと訴えた。検察は懲役2年を求刑した。判決は20日午後1時40分に言い渡される。
シン・ヘソン氏は昨年10月11日午前1時40分ごろ、ソウル市松坡(ソンパ)区で、飲酒測定を拒否した疑いで逮捕された。当時、酒に酔った状態で約10キロを運転し、眠っていた。
シン・ヘソン氏が乗っていた車は他人の車で、盗難届が出されていた。ただ、窃盗に対する故意性は立証されず、警察は自動車違法使用容疑を適用した。シン・ヘソン氏は「泥酔状態でカバンの中に自分の車の鍵があると思った。その後、近くの車のドアが開いたので、自分の車だと勘違いした」と釈明していた。
初公判の日、シン・ヘソン氏は黒いマスクを着用し、白いカーディガンと黒の衣装で裁判所に入った。起訴事実を認め、事前に提出された証拠リストにも同意した。
弁護士は「本人は誤った行為について反省している。事件当時、パニック障害、うつ病、対人忌避症があった。2021年以降、症状が悪化し、芸能活動を中断して家にこもっていた」と情状酌量を求めた。
シン・ヘソン氏は「今回のことで多くの方に失望と心配をおかけし申し訳ない。二度とこんなことはしない。一生反省しながら生きる」と謝罪した。
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