2025 年 8月 26日 (火)
ホーム社会遺体の金ネックレス、現場の検視官が盗むという「まさかの」内部犯行…韓国「瞬間的に欲が出た」

遺体の金ネックレス、現場の検視官が盗むという「まさかの」内部犯行…韓国「瞬間的に欲が出た」

金のネックレス=写真は記事の内容とは関係ありません(c)news1

韓国・仁川市で発生した変死事件の現場で、死者が身に着けていた金のネックレスを盗んだ犯人は、現場に派遣されていた検視調査官であることが判明した。

仁川警察庁刑事機動隊は8月23日、窃盗容疑で仁川警察庁科学捜査隊所属の30代の検視調査官を逮捕・調査中であると発表した。

この調査官は8月20日午後2時ごろ、仁川の集合住宅で死亡していた50代男性が着用していた20ドン(約75グラム)の金のネックレス(時価約1100万ウォン=約120万円)を盗んだ疑いが持たれている。

現場では警察官が屋外を調べていた際、調査官は遺体からネックレスを外し、自分の運動靴の中に隠したとされる。取り調べに対し「遺体を確認する中で瞬間的に欲が出た」と供述した。

当時、死亡男性の遺体を確認した消防当局が警察に引き継ぎ、警察が死因調査を進めていた。最初に現場へ到着した南洞警察署の刑事が撮影した遺体写真にはネックレスが写っていたが、その後、仁川警察庁科学捜査隊が撮影した写真には写っていなかった。

刑事らは内部犯行を疑い、互いの身体を捜索したもののネックレスは発見できなかった。刑事機動隊は窃盗事件として捜査を開始し、現場にいた刑事2人、検視調査官1人、科学捜査隊員2人の計5人を対象に調べを進めた。

その後、調査官本人が供述したため緊急逮捕。自宅にネックレスを隠していたと供述し、警察が押収した。

(c)news1

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