道路の真ん中で、けがをして横たわる猫を救助したユーチューバーの映像が、韓国のオンライン上で注目を集めている。
チャンネル登録者約5900人を有するユーチューブチャンネル「カワウソソング」は先月21日、「車にひかれた子猫を守る母猫」というタイトルの映像を掲載。5日午後までに76万回以上視聴された。
映像によると、ユーチューバーが2月11日、弟と車で買い物に行く途中の道路で事故に遭ったらしい子猫を見つけた。周辺には母猫らしき姿もあった。
彼は2次災害が起きないよう子猫を草むらに移動させようとしたところ、まだ息があることに気づき、2匹とも車に乗せて動物病院に向かった。
途中、この場面を見ていた人から猫を盗んだと誤解され、窃盗容疑で警察に通報されるトラブルはあったものの、猫たちは無事飼い主のもとに帰る場面で映像は幕を閉じた。
ネット上では「ユーチューバーが猫をはねたのでは」という声もあったが、本人はこれを冷静に否定したうえで「子猫は車から降ろすと目が覚め、歩き始めた。頭が少し車にぶつかって気絶していたようだ」と述べた。
この映像を見たネットユーザーの多くは「通り過ぎることもできたのに。一つの生命を救った」「胸がジーンとする」「本当に感謝する。福を受けるだろう」と称賛した。
ちなみに猫2匹の関係は親子ではなく叔母とおいだったという。
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