
韓国・京畿道水原市(キョンギド・スウォンシ)で、走行中のタクシー運転手がタブレットで暴力描写を含むR指定のドラマを視聴する問題が起きた。JTBCの情報番組「事件班長」が12月18日に報じた。
それによると、乗客が16日午後、タクシーに乗っていると、刃物のような音が聞こえた。
運転席のほうを見ると、運転手がタブレットで映像を視聴。画面には、暴力的な場面が多いR指定(19歳未満観覧不可)のドラマが流れていた。運転手は体を画面の方に傾け、肘をついて運転していた。
乗客は「音声も刺激的で、視線をそらしても音から逃れられなかった。もし注意して逆上されたらどうしようと思うと、怖くて“音を小さくして”とも言えなかった」と述べた。
乗車時間は約25分。乗客は到着するまで恐怖におびえていたという。
タクシー運転中の映像視聴は、道路交通法で禁じられており、ネット上では「プロ意識に欠ける行為」「乗客を人質にしているようなもの」といった批判の声が広がっている。
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