
韓国・江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)の公営企業「春川都市公社」の職員が、公社の電力で私物の電気自動車(EV)の充電を無断でしていたことが分かり、公社が懲戒手続きに入った。
この職員は2023年から最近まで月1~2回、公社が自家発電した電気を引き、私有のEVに充電していた。週末に公社内の公用車専用充電スペースを利用していたという。
春川都市公社は、生活ごみの焼却時に発生する熱を利用して蒸気タービンを回し、発電している。この電力の使用は業務用に限定されている。
公社側は内部監査部門に調査を依頼。結果を待って職員を懲戒処分する方針だ。
関係者は「まず電気料金を返還させ、厳正に監査・懲戒を進める。職員は違反を認めており、今後このような事案が再発しないよう管理と監督を徹底する」と語った。
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