
韓国で旧正月などの連休期間、高速道路のサービスエリア(SA)内コンビニが“特需”を迎えている。業界関係者によると、平日に比べ来店客数は最大10倍、1日売り上げも大幅に増加するという。
流通業界によると、CU、GS25、セブンイレブンなど主要コンビニ各社は、全国の高速道路に約130店舗を展開している。
◆下りはコーヒー、上りはスナックが人気
約80店舗と最多を運営するCUでは、帰省客が向かう下り線と、Uターン客が利用する上り線で人気商品に違いが見られた。
CUによると、昨年の旧正月と秋夕(チュソク)期間中、下り線SA店舗では売り上げ全体の21%がコーヒーだった。続いて機能性健康飲料(16.7%)、スナック(12.9%)、炭酸飲料(9.1%)、ミネラルウォーター(6.8%)、茶飲料(5.7%)の順。売り上げの約6割を飲料が占めた。
眠気覚ましとしてガム、キャンディー、チョコレートも好調で、これらの売り上げ比率は約10%。一般立地店舗では5%未満であることを考えると、2倍以上売れている計算だ。長時間運転による眠気対策や車内での“つまみ食い”需要が背景にある。
一方、上り線では簡単に食べられる軽食の比率が高い。スナック類が18.9%で最も多く、次いで乾き物(14.3%)、コーヒー(13.0%)、機能性飲料(12.5%)、水(7.0%)の順だった。
連休期間の売り上げは、下り線店舗が上り線より約40%高く、ソウルから地方へ向かう行きの需要がより大きいことが分かった。
◆花札・カードは6倍超の伸び
全国46店舗を展開するGS25では、連休特需商品が大きく伸びた。昨年旧正月(1月25~30日)の売り上げを直前週と比較すると、花札は601.7%増、トランプは270%増。帰省先で親族と楽しむ娯楽需要とみられる。
さらに、消化促進飲料(45.4%増)、清酒(72.4%増)、ビール(41.0%増)、焼酎(29.7%増)も好調。脂っこい料理の多い連休特有の需要や祭祀・家族行事向けの購入が背景にある。常備薬の売り上げも33.3%増加した。
セブンイレブン(10店舗)でも、昨年旧正月期間の売り上げは前週比98%増。おにぎり、スナック、コーヒーが平常時の2倍以上売れ、長距離移動中の退屈しのぎとして書籍も50%以上増加した。3万ウォン以下の食用油やツナ缶など中価格帯の贈答セットも動いたという。
業界関係者は「連休中のSAコンビニは来店客が10倍以上に増える。上下線で購買傾向が異なるため、データ分析に基づき商品構成を変えている」とし、「高速道路の“オアシス”として顧客満足度を高める営業を展開している」と語った。
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