2024 年 5月 8日 (水)
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通話のテキスト化、翻訳、健康食品推薦…多様化するAI

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人工知能(AI)技術が、日常での煩わしさや時間の浪費を簡単に解決してくれている。特にユーザーの貴重な時間を無駄にしないためのAI基盤のサービスが注目されている。

AIスタートアップ「リターンゼロ(Return Zero)」が運営する目で見る通話アプリ「ビト(VITO)」は、通話録音内容を自動的に文字に変換し、一目でチャットのように見せてくれる。

ビトは独自開発した通話音声をテキストに変えるSTT(Speech To Text)技術を基盤とした「ソマーズエンジン」と、ユーザーの声を分析して話者を区別する「モーセエンジン」を通じてサービスを提供している。

アプリ内でチャットに変換された内容を一目で確認して、希望する部分の通話内容だけを聞くことができる。必要な音声部分だけ保存したり、テキストに変換された内容を簡単に保存、保管したりできる。電話受信時、それまでの相手との通話内容を事前にテキストで確認できる「通話前プレビュー」サービスもある。

ビトは最近、サービスアップデートを通じて通話内容の可読性(文章の読みやすさ)をさらに高めた。通話内容の文字変換機能に既存のハングル表記だけでなく、数字と英文字を適用したのが特徴だ。

ビト関係者は「通話中に頻繁にでてくる日付、時間、住所などをはじめ、貨幣、重さ、長さなどの単位や電話番号、口座番号までハングルと数字、英文字などで正確に表すことができるようになった」と話した。

ヘルスケアスタートアップ「モノラブス(monolabs)」はAIベースの個人適合型健康食品定期購読サービス「IAM(アイアム)」を運営している。

モノラブスは人工知能アルゴリズムを使って個々人に最適化された健康食品を推薦し、販売するスタートアップだ。「健康食品小分け販売」の規制特例対象事業者に選定された。

アイアムは本人の健康状態によってどんな栄養素が必要で、これに合う健康食品が何かを調べたり、手間をかけずにAIが分析して適切に推薦したりする。

韓国オン・オフラインチャンネルで、AIでの問診を通じて健康状態や生活習慣などを分析。摂取が必要な栄養素を推薦して手軽に摂取できるよう1パックずつ個別に包装し定期的に配送している。

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