
通行人を襲って重傷を負わせたとして殺人未遂罪に問われた韓国のともに29歳の被告2人に、1審で実刑が言い渡された。
事件は5月21日午後10時50分ごろ、忠清北道清州市(チュンチョンブクド・チョンジュシ)内の路上で発生。被害者は因縁を付けられ、約30〜40分にわたり集中的に暴行を受けた。
被害者は上半身裸の状態で路上に放置され、顔は判別困難なほど腫れ上がっていた。胸や足の指、鼻骨を骨折するなど全治約8週間の重傷を負い、眼窩(がんか)内出血で失明の危機に陥った。
裁判で被告は否認に転じたが、事件直後に友人に送った携帯メッセージには「気絶してる状態で殴った」「窒息させて気絶させた」などの記載が残されており、起訴内容を裏付ける証拠になった。
1審の裁判所は「頭部は人体の枢要部で死亡する可能性があった。被告らは倒れた後も頭部や顔面を繰り返し殴打するなど凶悪な手口で、反省もしていない」と指弾。それぞれ懲役6年を言い渡した。
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