
ソウル市内で10月25日、携帯電話販売店に赤い軽自動車が突っ込み、店舗が全壊する事故が起きた。ところが保険会社は「100%の補償はできない」と説明しているといい、店主が憤っている。
事故の映像がオンラインコミュニティ「ボベドリーム」に投稿された。赤い小型車が歩道を越えて店舗に猛スピードで突っ込み、入り口のガラス扉を粉砕して展示台まで壊す様子が映っている。

店主によると、高価な端末を多数陳列していたが、ガラス片などで店内に立ち入ることさえできない状況だという。
保険会社からは「全額は補償できない」との回答しかなく、店主は「休業損害に対する補償も拒否された」と説明した。
この事態にネット上では「なぜ100%加害者側の過失でないのか理解できない」「保険会社は賠償額を減らすために動いている」といったコメントが相次いだ。
法律専門家も「加害者には安全運転義務違反の責任がある。刑事処罰の対象にもなり得るし、民事訴訟を起こせば勝訴の可能性は十分ある」と指摘している。
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