韓国で、転校する友達に心を込めて歌を贈る小学生たちの姿がネット上で公開され、感動を呼んでいる。
京畿道安養市(キョンギド・アンヤンシ)の小学校でのこと。音楽教師がSNSに投稿した映像には、合唱部の児童が転校する友達のために歌をうたう様子が映し出されている。
児童たちは童謡「夕焼け」を合唱し、「別れの時に言えなかった感謝の気持ち」「友達がいて幸せだった」といった歌詞を通じて別れの寂しさと感謝を表現した。教室の前で歌を聴いていた転校する女子児童は感極まって両手で顔を覆い、涙を流した。
投稿した教師は「今回もまた一人、友達が転校する。静かで一生懸命な子だったので寂しい」とし「子どもたちは感情を言葉で表現するのがまだ苦手で、歌詞を通じて友達への思いを伝える」と述べた。
女子児童の父親は「娘が合唱団で熱心に活動する姿を見て誇らしかった。素晴らしい思い出を作ってくださり、教師や合唱団の子どもたちに感謝したい」とコメントを寄せた。
この動画は約90万回再生され、視聴者から「純粋で美しい別れ」「子どもたちの声が天使のようだ」「こうした時間を作ってくれた先生に感謝」といった反響が寄せられている。
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