2025 年 6月 26日 (木)
ホーム社会軍人含む加害者が犬を撃ち殺害…韓国・その親が飼い主を“脅し訪問”、非難の嵐

軍人含む加害者が犬を撃ち殺害…韓国・その親が飼い主を“脅し訪問”、非難の嵐

JTBCキャプチャー(c)news1

韓国・慶尚南道巨済市で、現役軍人を含む20代の男性らがBB弾で他人の飼い犬を撃ち殺した事件の加害者の親が、被害者宅を訪れて脅迫的な言動を及んだことが明らかとなり、世論の強い非難を呼んでいる。

ペット行動矯正専門のYouTubeチャンネル「ワンちゃんおじさんと同行」とのインタビューで、被害者の飼い主は「加害者の親が家に来て『お前たちはもう終わりだ』と暴言を吐き、家の写真まで撮っていった。さらに無実を訴えるとして訴えるとも言われた」と語り、事件後も精神的な2次被害を受けていると訴えた。

飼い主は「ただでさえ大きなストレスの中、突然家に来て脅されたことで非常に恐ろしくなった。車が通るだけでもその人たちかと思い怖くなる。母も引っ越しを考えるほどだ」と精神的苦痛を吐露した。

加害者側は「自分たちの行動が犬の死につながったとは思っていないようで、警察に解剖を要請した」と主張したという。これによって、被害者は過呼吸を起こし、救急搬送されたとも明かされた。

事件は2025年6月8日未明、巨済市の飲食店で発生した。敷地内で飼われていた犬4匹に対し、20代の男3人がBB弾を発射し、このうち1匹が死亡、2匹が眼球損傷などの重傷を負った。

加害者らは近隣のペンションに宿泊していた観光客で、そのうち2人が現役軍人であることが判明。警察は軍人2人の事件を軍部隊に移送し、民間人1人については動物保護法違反や器物損壊の疑いで捜査を続けている。

(c)news1

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