韓国で昨年3月、高速道路を走っていた車から50代の女性が降りて高速バスにはねられ、死亡した事故があった。これに関連して女性の夫とバス運転手が禁固刑に問われた。
大田(テジョン)地裁はこのほど、交通事故処理特例法違反(致死)の罪に問われたバス運転手(59)に禁錮1年を、業務上過失致死の罪に問われた夫(66)に禁錮2年をそれぞれ言い渡した。
バス運転手は、昨年3月19日午前9時25分ごろ、京釜高速道路でバスを運転していたところ、停車した車両の後ろに立っていた50代の女性をはね、死亡させたとされる。
検察によると、女性は夫と一緒に乗用車に乗って移動中に口論になり、車を止めた後、席を交代しようと2人で車を降りたところ、バスにはねられた。
地裁は、被害者の過失も相当程度ある点も考えて、それぞれの刑を決めた。
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