2025 年 1月 29日 (水)
ホーム社会赤十字マークの無断使用で罰金1億ウォンも…韓国・かつてアイドルが物議

赤十字マークの無断使用で罰金1億ウォンも…韓国・かつてアイドルが物議

グループ「(G)I-DLE」のメンバー=CUBEエンターテインメント提供(c)MONEYTODAY

韓国の公益団体・大韓赤十字社は23日、特許庁から赤十字標章の商標登録出願に関する「出願公告決定書」を9日に受け取ったことを明らかにした。4月から赤い十字をかたどった「赤十字標章」を無断で使用した場合、最長7年以下の懲役または1億ウォン(1100万円)以下の罰金が科される可能性がある。

出願公告とは、特許庁が商標登録出願内容を審査した結果、登録を拒絶する理由がないと判断し、一般に公開する手続き。公告日から2カ月の間に特段の異議申し立てがなければ商標登録が認められる。登録完了後、商標法に基づき無断使用者は商標侵害罪として処罰対象となる。

赤い十字など国際赤十字運動の標章は武力紛争や災害の時に活動を保護するための識別記号。人道的活動の表示手段としてのみ使用できることが国内外の法律で規定されている。イスラム圏では赤新月、また一部の国ではダイヤモンド形状の赤水晶が採用されている。

無断使用を巡っては、韓国の女性グループ(G)I-DLE(ジーアイドゥル)が音楽番組で赤十字標章のついたライフガードの衣装を着てパフォーマンスを披露し、物議を醸したことがある。その際は所属事務所が大韓赤十字社に謝罪し、グループは大韓赤十字社に水害復旧支援として5000万ウォン(約550万円)を寄付した。

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