2024 年 11月 26日 (火)
ホームエンターテインメントインタビュー言いたいことは言うMZ世代「社内お見合い」ユン・サンジョン (下)

言いたいことは言うMZ世代「社内お見合い」ユン・サンジョン (下)

(写真=IOK Company)©STARNEWS

「社内お見合い」は1話の視聴率4.9%(ニールセンコリア全国基準)で始まり、最終回の12話を11.4%で終えた。オンラインコンテンツサービスランキング集計サイト「フリックスパトロール」によると、「社内お見合い」は今月5日、ネットフリックスTVプログラム部門で世界2位を占め、海外の視聴者からも支持された。「社内お見合い」が韓国国内外の興行に成功したため、彼女も出演前後の違いを実感した。

「インターネットコミュニティやSNSで応援のコメントが確実に増えました。皆さん『へジさん、頑張れ』と言ってくださいます。食品開発1チームの雰囲気がとても良かったという反応も気持ちよかったです」

「SNSフォロワーも増えました。一番不思議なことは、外国語のコメントが流れ始めたことです。英語圏だけでなく、さまざまな国の方々がコメントを残してくださいました。『社内お見合い』が本当にいろんなところで支持されているということを感じました。翻訳機でコメントの内容を解析するたびに楽しかったです」

ユン・サンジョンは2014年、映画「満たせ、60時間!」でデビューした。

その後「遊園地」(2015)、「カササギの正月は」(2017)、「ソナ」(2017)、「Daydreamer」(2018)、「彼女のシーン」(2018)など、短編・長編映画で多様な役を演じた。ウェブドラマ「短い台本」(2018)、「作家失踪事件」(2021)で経験を重ね、同年「君は僕の春」(2021)、「その年、私たちは」(2021~22)を撮影した。「社内お見合い」の撮影終了後すぐに「流れ星」に合流し、熱心に活動している。

(写真=IOK Company)©STARNEWS

「ウェブドラマから正劇に移行してますます演技が発展したと感じています。どんな撮影でもとても緊張しますが、自分で落ち着くことのできる方法を探しています。もともと緊張すると1人で考えてしまいますが、これからは周囲の人たちとたくさん分かち合おうと思います。緊張を共有することでいつの間にか緊張が解けていくこともあります。それを知ってからは現場でもっと積極的に動いています」

芸術高校で演技を専攻し、大学も演劇映画科に進学した。だがその後、法学部に編入している。俳優が演技を深く学ぶために一般学科から演劇映画科に移ることはあっても、その逆は珍しい。編入の理由は、さまざまな職業や学問に対する好奇心からだという。

「大学にはいろいろな学部があるじゃないですか。たくさん学んでみたかったです。夢が変わったというより、学問に対する興味関心が大きかったです」

「実生活に適用できる法律に関心がありました。アルバイトの契約書一つ書く時も、労働基準法を知っておく必要があるじゃないですか。いつか必ず、法曹界を扱う作品に出演したいです。ただでさえネットフリックスの『未成年裁判』をとても楽しく見ています」

2014年から演技を始め、今は徐々に顔を広めている段階だ。彼女は自身の強みを「耐える力」と言った。

「作品に出会うまでどれくらい時間がかかるか。それがわからない職業じゃないですか。その時間をうまく生かして、耐え抜く力が、私にはあります」

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